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ワイン初心者が知っておきたい基礎知識④


 

「ワインを飲むためには深い知識が必要な気がする」という理由で初心者の方の多くは、ワイン選びを難しいものと感じていませんか。

確かにワインの知識が豊富であれば役に立つことは多いですが、初心者の方でもほんのちょっとの知識とワインを知りたい!という気持ちさえあればワインの世界を楽しめます。

今回も前回に引き続き、「ワイン=難しい」と感じているワイン初心者さんに向けて、ぜひ知っていただきたいワインの基礎知識についてご紹介致します。ワインの知識を深めることで、よりおいしいワインと出会えたり、楽しみながらワインを味わえるようになります!

 

ワインの産地で呼び方が変わる

ワインの呼び方で「ニューワールド」や「新世界」という言葉を聞いたことがありませんか?大航海時代を境に、ワインの産地に大きな変化が起こります。大航海時代以前のヨーロッパなどのワイン産地を「旧世界」、大航海時代以降にワインが造られるようになった地域を「新世界」と呼びます。

これを知っていると、初心者からさらに一歩踏み出してワインを楽しめるようになりますよ。

 

旧世界

大航海時代以前、まだアメリカ大陸が発見される前からワインが造られていた地域が「旧世界」です。旧世界では古くからワインを醸造し、生活だけではなく宗教や政治にまでワインが深くかかわっていました。

旧世界と呼ばれるワインの産地は、フランスやイタリアなどヨーロッパのことを指します。伝統的にワインの製法なども細かく決められており、どちらかといえば繊細で複雑、コクのあるワインが多く造られています。

旧世界の主なワイン産地

・フランス

・イタリア

・スペイン

・ポルトガル

・ドイツ

 

新世界

一方、新世界やニューワールドは大航海時代以降にワインが造られるようになった地域を指します。ヨーロッパの人々が新しく発見した大陸で開拓を行い、ブドウを栽培しワインの醸造が始まったのです。

新世界のワインは、旧世界の伝統にとらわれることなく造られていたり、土壌や気候の違いからブドウ品種の特性にも変化があったりと、旧世界のワインとは異なる味や香りをもっています。

新世界の主なワイン産地

・アメリカ

・チリ

・日本

・オーストラリア

・アルゼンチン

・南アフリカ共和国

 

ちなみに、世界最古のワインはジョージアの土器で醸造されたものだそうです。以前は古代メソポタミアの文学をもとに、紀元前5000年がもっとも古いワインの存在する時期と考えられていましたが、ジョージアのワイン用土器が発見されたことから、紀元前6000~5800年(今からおよそ8000年前)がワイン造りの起源と考えられるようになりました。

当時のワイン醸造は赤ワインの醸造方法と同じく、皮、茎、種を含めたまま絞った果汁を使っていたそうです。つまり、最古の赤ワインということになりますね。樽熟成ではなくワイン醸造用の伝統的な素焼きの壺「クヴェヴリ」の前身であろう粘土製の壺に果汁や皮、茎、種を入れて地中に埋め、半年ほど発酵させる方法だったと考えられており、ジョージアでは現在も同様の醸造方法が用いられています。

ジョージアはヨーロッパとアジアの境界線にあたる位置にあることから、ヨーロッパの大航海時代まで続く旧世界ワインの成り立ちと、何らかの関係があるかもしれませんね。

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