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イタリアンワインの三大銘酒とは?特徴と魅力をご紹介

イタリアは全土にわたってワインをつくっているワイン生産大国です。

特にイタリアンワインの「三大銘酒」と呼ばれる銘柄がつくられているのがピエモンテ州とトスカーナ州です。

今回は、イタリアンワインの三大銘酒の特徴と魅力をご紹介します。

 

イタリアンワインの三大銘酒

イタリアンワインの三大銘酒は「バローロ」「バルバレスコ」「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の三銘柄で、いずれも赤ワインです。

 

バローロ(ピエモンテ州)

別名イタリアンワインの王様とも呼ばれる銘柄で、イタリアを代表するワインです。

ブドウ畑の景観として2014年に世界遺産に登録された「ピエモンテのブドウ畑の景観」に含まれるバローロ地域でつくられています。

 

ネッビオーロというブドウ品種100%でつくられており、力強さや厳格さに加えて華やかでエレガントな味わいです。

ラズベリーなどの赤い果実、スパイス、キノコ、紅茶など、細やかで陰影のある複雑な香りが特徴です。

 

バルバレスコ(ピエモンテ州)

バルバレスコはバローロと同じピエモンテ州で生産されるワインで、こちらはイタリアンワインの女王と呼ばれています。
バローロに比べてエレガントでビロードのような滑らかさをもち、繊細で優美な女性的なワインです。

 

プラムやざくろ、バラの香り、カカオ、鉄などの複雑な香りが広がります。

 

 

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(トスカーナ州)

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはトスカーナ州のワインです。

イタリアの三大銘酒でありながら、その歴史は40年程度の新しいワインです。

 

ブドウはサンジョヴェーゼ・グロッソ100%でつくられており、たっぷりとした果実味とまろやかな口当たりの力強いタンニンが特徴です。

また、熟成期間がブルネッロよりも短いため、フレッシュでフルーティーな味わいのワインです。

 

イタリアンワイン三大銘酒の魅力と共通点

ご紹介した三大銘酒の味わいは異なりますが、共通点があります。

それはミクロクリマと呼ばれるという区画ごとの局地的な気候に左右されるという点です。

 

例えば同じ風が吹きやすい方角であってもそこに樹木があるのと無いのとでは畑のミクロクリマは変わります。

三大銘酒はその小さな違いで表情が変わり、味わえば味わうほど、その深さと豊かさを実感できるという魅力があります。

 

イタリアンワインには多彩な種類がある

イタリアンワインの三大銘酒をご紹介しました。

今回はイタリアでも特に稀少な3種類の高級ワインに絞ってご紹介しましたが、もちろんご紹介した以外にも人気の銘柄は多くあります。

 

ワインは料理と組み合わせると味わいも広がりますので、イタリアンレストランでお食事をする際にはランチでもぜひ料理やパスタと共にワインを楽しんでみてください。

 

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