ワインの保存方法とは
ワインの中には購入してから10年ほど熟成させることでより美味しくなるワインも数多くあります。
今回は、未開封のワインを美味しく熟成させるための保存方法と家庭でのおすすめの保存場所、飲み残したワインの保存方法についてご紹介いたします。
未開封のワインの保存方法とは
ワインは保存の仕方を間違えると未開封でも品質に変化が起こりやすくなります。逆に未開封のワインを正しい方法で保存すると美味しく熟成させていくことができます。非常にデリケートな飲み物といわれるワインにとって良い環境の条件をご紹介します。
・温度
理想的な温度は13~15℃です。
温度が高い場所や朝・昼・晩によって温度差があるところで保管するとワインが変質する可能性があります。
・湿度
理想的な湿度は70~80%です。
湿度が高すぎるとラベルにカビが生えてしまう可能性が高まりますし、湿度が低すぎるとコルクが乾燥して開けにくくなったり酸化しやすくなったりしてしまいます。
・光
直射日光のあたらない冷暗所で未開封のワインは保管するようにしましょう。ワインは日光にあたると日光臭という不快な臭いを発することがあります。また蛍光灯の光もワインを変質させてしまうことがあるので注意が必要となります。
・置き方
コルクを乾燥させないためにワインは横向きで保存するのが良いというのが定説でしたが、最近ではスクリューキャップについては立てて保管しても問題はないと言われています。
家庭でのワインの保存場所や期間は?
温度が13~15℃、湿度は70~80%、そして光のあたらないという条件をピッタリと満たす場所を家の中で探すのはなかなか大変ですよね。そこで、家の中で特にワインにとって良い環境になる保存場所をご紹介いたします。
・冷暗所で保存
家の中で冷暗所として使えるのが床下の収納スペースやキッチンの収納戸棚などです。
こうしたスペースは比較的温度が一定に保たれ、光が入らないのでワインの保存場所としてはおすすめです。ただし、夏場などは床下の収納スペースも温度が上がってしまうことがありますので、低い温度に保たれているかどうか随時確認するのを忘れないようにしてください。
・野菜室で保存
冷蔵庫の野菜室もワインの保存場所に適しています。
冷蔵庫の野菜室で保存する場合は、まずキャップシール部分にラップを巻き、それから新聞紙でワインボトルをくるみます。キャップシールにラップを巻くことでコルクの乾燥を防ぐことができます。
・家庭でのワインの保存期間
家庭の冷暗所や冷蔵庫の野菜室では温度、湿度がワインにとって最適な環境とはいえません。そのため一年以上保存することを考えている場合はワインセラーを使用することをおすすめします。
ワインセラーを使用するとワインに適した温度と湿度に調整することができますし、光が当たる心配もありません。そのためワインを安心して長期間保存することができます。小型のワインセラーであれば1万円台のものも販売されていますので興味がある方は検討してみると良いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Osteria&Bar MANCINOはカジュアルな雰囲気で
本格イタリアンとワインを愉しめるお店です。
新静岡駅近くでイタリアンをお探しなら
Osteria&Bar MANCINOへ是非お越しください♫