イタリア料理って日本料理と似ているから人気？

イタリア料理と日本料理が似ているとなんて、と思われた方も多いと思います。

でも、イタリア料理が日本料理風にアレンジされているのも多くありませんか？

ナポリタンはイタリアのパスタをケチャップであえているものを言いますし、

魚介のカルパッチョは元々イタリアでは生の肉を使うのが定番ですが、日本では海鮮が使われています。

日本とイタリアのメニューは似ている種類も結構あるのです。 

日本とイタリアの似ている料理

・ピザ

これはもう定番中の定番ですよね。

日本ではトマトソースにチーズと言う組み合わせが多いですが、

イタリアではトマトソースを使わないピザとかチーズを使わないピザとか様々な種類があります。

・ パスタ

これも定番中の定番です。

そして日本だとパスタ＝細長い物と言うイメージがありますが、

イタリアではマカロニやペンネ等形の違う物も総称でパスタと言います。

そのため、イタリアでは６５０種類以上のパスタメニューがあるとのことです。
 

・リゾット

これもイタリア料理です。

日本と唯一違う所は日本ではご飯を炊いてからリゾットを作るというケースが多いですが、

イタリアではオリーブオイルで生米を炒めて具材の出汁で煮込むというのが特徴です。
 

・カルパッチョ

これは日本では魚介のカルパッチョが有名ですが、

イタリアでは先ほども書いたように生肉を使うのが定番です。

ただ魚介のカルパッチョも美味しいとイタリア本土でも最近作られるようになっています。

しかしイタリア人はやはり生肉を使ったカルパッチョが好きな人の割合が多いとのことです。

・フリット

これは日本で言う天麩羅です。

魚介や野菜に衣をつけて揚げたものです。

イタリアではもちろん天つゆではなくてレモンと塩でさっぱり食べるのが定番の様です。 

日本とイタリアの料理が似ている面もあるのは少し理解していただけたでしょうか。

もちろん人気の秘密はそれだけではありません。理由を幾つか挙げます。 

・日本人好みの食材が多い

 確かに韓国や中国料理もアジア系の料理なので日本人には人気があります。

でもこの両国の料理はちょっと辛いものが多いですよね。

辛いものが苦手な人は全く受け付けられない場合もあります。

でもイタリア料理はチーズにトマト。

確かにすべての人が好きと言うわけではないのでしょうが、

日本人の口の合う食材で作られているものが多いです。

・自宅で作れるし値段が安い 

フリットやパスタはアレンジ次第で自宅で作れます。

フリットは日本の天麩羅と一緒だし、パスタやピザも楽しく作れますよね。

それにイタリア料理は高級食材を使ったメニューが少ないです。

その点も人気のある理由でしょう。 

日本とイタリアは相思相愛です。

お互いの食文化のいいとこどりで更に美味しい料理を生み出しています。

これからもこのような交流が続くといいですね。