ワインにまつわる豆知識をあらためてご紹介します!!
ワインは美味しいし、なかなか繊細なものらしいということは、
きっと多くの人が感じていることだと思います。
でも、ワインの種類やその違い、それぞれに合った味わい方を聞かれたら、
はっきりとは答えられないかもしれません。
今回はワインにまつわる豆知識をいくつか紹介していきます。
赤ワインと白ワイン、何がちがうの?
これは簡単、答えられるよ、という方も
もしかしたら、その答えは半分だけ正解なのかもしれません。
白ワインは白いブドウ、赤ワインは色のあるブドウから作られるというちがいの他に
もう一つ大きなちがいがあるのです。
それは、作り方です。
果汁だけを醸造したものを白ワイン、皮も一緒に醸造したものを赤ワインと呼びます。
材料のちがいだけではないのです。
ちなみにロゼワインは色のあるブドウを材料にし皮を取り除いて醸造したワインのことです。
赤ワインは常温で飲むべき合って本当?
ワインに興味があれば「白ワインはよく冷やして、赤ワインは常温で」
というセオリーをご存じではないでしょうか?
しかし、これも疑った方がいい決めごとかもしれません。
なぜなら、この「常温」は
もともとワインの主要な産地であるヨーロッパでの常温を指しているからです。
実は、ヨーロッパの中では南の方にあるイタリアのローマの緯度が、
日本の青森市と同じぐらいです。
青森といったらかなり寒い地域ですよね。
ヨーロッパは日本の感覚でいうとけっこう寒いところなんですね。
ヨーロッパでいう常温は、だいたい15℃前後ぐらいで、日本の夏は30℃を超えます。
暑い季節には赤ワインも軽く冷やした方が、美味しく味わえるでしょう。
ヨーロッパでワイン作りが盛んな理由
ワインといえば、フランス、イタリア、スペイン、ドイツなど
ヨーロッパ各国が本場と言われています。
それもそのはず、ヨーロッパでワインが作られるようになったのには、
やむにやまれぬ理由があったのです。
中世ヨーロッパでは、井戸を掘ることの難しい土地にブドウの木を植えて、
ブドウの果汁を飲料としていた歴史があります。
遠方から運ぶ水よりも、その場で育てたブドウ果汁のほうが腐りにくかったのです。
その中で長期保管していた果汁が発酵したことがワインの始まりと言われています。
これほどでまでに生活に密着したワインだからこそ、
ヨーロッパでは日常的にワインに親しみ、食事とのマリアージュを楽しむ文化が根づいているのです。
幸いなことに水が豊富にあった日本よりも雑多ワインが身近なのでしょうね。
まとめ
ワインの豆知識、いかがでしたか?
日本ではまだまだワインは特別なときに開けるもの、というイメージがあるかもしれません。
ですが、美味しくてリーズナブルなワインがたくさんありますので、
特別なときにだけにしてしまうのは、とてももったいないです。
ぜひ普段のお食事の時にワインを楽しんでみてくださいね。