イタリアはフランスと並ぶ世界有数のワインの産地です。
豊かな大地から生まれるぶどうから造られる個性豊かなワインの味はイタリア料理とも相性抜群。
そこで、イタリアンに合うイタリアワインをご紹介します。
イタリアワインの5大産地
ヴェネト州
水の都ヴェネツィアが州都のヴェネト州はアルプス山脈とアドリア海に挟まれた温暖な気候で、ワイン生産量はイタリア国内トップを誇ります。
代表的な銘柄は赤ワインでは「ヴァルポリチェッラ」、白ワインでは「ソアヴェ」、スパークリングワインでは「プロセッコ」です。
イタリア最高級ワインの1つである「アマローネ」も生産されています。
ロンバルディア州
ミラノの州都であるロンバルディア州はさまざまな地形が揃っているため、ブドウの品種も幅広く生産されています。
高級スパークリングワインの「フランチャコルタ」の産地で知られています。
ピエモンテ州
イタリアの最北部に位置するピエモンテ州は山岳地帯が多い地区。
最高級ワインの「バローロ」や「バルバレスコ」などをはじめ、甘口スパークリングワインの「アスティ」などが有名です。
トスカーナ州
イタリア中部のフィレンツェを州都とするトスカーナ州はイタリア文化・芸術の中心地です。
トスカーナでのワイン造りはおよそ2,000年前から行われているとされ、「キャンティ」「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」「スーパートスカーナ」など著名なワインを多数輩出しています。
シチリア島
シチリア島は世界が多く含まれる土質からミネラル感のある力強いワインが多くあります。
魚介に合うスッキリした白ワインや「ネロ・ダヴォラ」、それ以外にマルサラも有名です。
イタリアンとワインの合わせ方
イタリアンレストランではお料理に合うワインをマリアージュさせたいですよね。
ここからはイタリアンのメニューに合うワインをご紹介します。
アンティパスト
アンティパストは前菜を指します。
前菜は基本的にさっぱりとした冷たいお料理が多いため、スッキリ系のワインを選ぶのがおすすめです。
スパークリングワインか白ワインから選ぶと良いでしょう。
プリモピアット
プリモピアットはメイン料理の前のお皿です。
イタリアンではパスタやリゾット、ピッツァなどの炭水化物またはスープが出ることが一般的です。
ワインは炭水化物系のメニューに合わせて赤白どちらもスッキリ系の飲み口がおすすめです。
セコンドピアット
セコンドピアットはメイン料理。
肉や魚が提供されます。
ワインでは肉料理の場合はしっかりとした赤ワインがおすすめです。
魚料理も調理法によっては白ワインよりも赤ワインが合うこともあります。
ランチにグラスワインもおすすめ
イタリアンワインについてご紹介しました。
最初のうちはいきなりボトルで頼むのは難しい、という方もいらっしゃるでしょう。
その場合はランチなどでグラスワインを選ぶのもおすすめです。
店員さんに相談して合うワインを選んでもらうと良いですし、お店のハウスワインでも良いでしょう。
是非気軽にお料理とワインのマリアージュを楽しんでみてくださいね。