スパークリングワインの種類
ワインは赤ワインや白ワインといった色の他にも醸造工程の違いで分類することができます。
ワインに詳しくなるために避けては通れない、ワインの基本4種類についてご紹介致します!好みのワインを見つける際にも知っておくと便利な知識なので、ぜひ参考にしてみてください。
スパークリングワインはシュワシュワした口あたりが特徴的でさっぱりと飲めるものです。
・シャンパン
・クレマン
・スプマンテ
・プロセッコ
・カバ
この5つの種類を覚えておくと選びやすいでしょう。
シャンパンもスパークリングワインの一種です。フランスのシャンパーニュ地方で造られ、厳しい品質保証の規格をクリアしたものにだけシャンパンを名乗る資格があります。
アルコール度数は11%以上でなければならず、シャンパーニュ地方で収穫されたブドウのみを使用しています。
そのほかにも、最低熟成期間やシャンパーニュ方式で造らなくてはならないなど、条件がこまかく定められています。
クレマンは、シャンパーニュ以外のフランスの土地で造られたスパークリングワインのことです。地域ごとに異なる規定によりブドウの品種や熟成期間などが定められています。
繊細な泡と味わいが魅力のクレマン最大の特徴は、造られた地方名がワインに冠される点にあります。
例えば、ブルゴーニュ地方で造られるとクレマン・ド・ブルゴーニュの名になるのです。
製造方法はシャンパンと同じシャンパーニュ方式なので、地域ごとの味を飲み比べてみる楽しみ方がおすすめです。
スプマンテはイタリア語で「発泡性の」という意味をもつ言葉です。イタリアのスパークリングワイン、スプマンテは地方ごとの特徴が強く、果実味の強い辛口のものもあれば、優しい甘口のものもあります。
中でも特に有名なのがプロセッコで、世界販売数量がシャンパンを超えるほどです。
プロセッコは青リンゴや白桃の香りが印象的です。辛口のプロセッコを飲んでいるのにどこか優しい甘さを感じるような、さっぱりとした酸味を感じるような、そんな奥深い魅力をもっています。
最後にスペインのスパークリングワインはカバが代表的です。
シャンパンと同じ製法で造られているにもかかわらず、より手頃な価格で飲めるので身近な本格派スパークリングワインとして愛されています。
ちなみに、1960年代あたりまではシャンパンについての厳しい原産地名称保護制度ができていなかったこともあり、カバをシャンパンと呼んでいたそうです。
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