「ワインを飲むためには深い知識が必要な気がする」という理由で初心者の方の多くは、ワイン選びを難しいものと感じていませんか。
確かにワインの知識が豊富であれば役に立つことは多いですが、初心者の方でもほんのちょっとの知識とワインを知りたい!という気持ちさえあればワインの世界を楽しめます。
今回も前回に引き続き、「ワイン=難しい」と感じているワイン初心者さんに向けて、ぜひ知っていただきたいワインの基礎知識についてご紹介致します。ワインの知識を深めることで、よりおいしいワインと出会えたり、楽しみながらワインを味わえるようになります!
赤ワイン用ブドウの品種
・カベルネ・ソーヴィニヨン種
ボルドー地方原産のブドウ品種ですが、世界中で栽培されている最も有名な赤ワイン用ブドウ品種です。色味が濃く、渋みもしっかりとした赤ワインになります。
・ピノ・ノワール種
ワインにすると繊細な酸味と渋みをもつ、ブルゴーニュ地方をはじめ、世界中で造られているブドウ品種です。
・メルロー種
赤ワイン用ブドウのなかでは早熟で、果実味も強く、熟成するとトリュフのような香りをもちます。
・シラー種
地中海沿岸地域で多く栽培されており、色は濃い紫、果実の香りに加えスパイス感もあるバランスの良い赤ワインができます。
・カベルネ・フラン種
天候不順に強い品種で、カシスやブルーベリーのような果実感をもちます。
味の表現の違い
ワインは種類によって味の表現にも違いがあります。
赤ワインでは「ボディ」という言葉を使い、味の深みや広がりを3種類に分け表現します。重みが強く、コクがある赤ワインは「フルボディ」、軽い口あたりでフレッシュなワインは「ライトボディ」、中程度のものは「ミディアムボディ」と使い分けるようになっています。
白ワインとロゼワインは「甘口」と「辛口」の2種類で味を表現します。こちらはそのまま、甘く感じるワインには甘口、スッキリしたドライなワインには辛口、というように使い分けましょう。
それぞれの造り方に違いがある
ワインによって醸造方法も異なります。赤ワインは黒ブドウを房ごと、もしくは粒ごと発酵させますが、白ワインはブドウを圧搾した後、果汁のみを発酵させるのが特徴です。
ロゼワインの場合、黒ブドウを使って、赤ワインのように造る方法と白ワインと同じように造る方法があります。
赤ワインのように造る場合は、黒ブドウを破砕後、短時間漬け込んで、淡く色づいた果汁のみを発酵させます。
白ワインのように造る方法は、黒ブドウを破砕後、すぐに搾汁して果汁だけで発酵を行います。
スパークリングワインは、赤ワインや白ワインに糖と酵母を加えて、もう一度発酵させるという2次発酵をさせます。この時に発生した二酸化炭素(炭酸ガス)をワインに閉じ込めることで、発泡させるという仕組みです。
瓶詰の際に糖と酵母を加えるトラディショナル方式と、タンク内で2次発酵させるシャルマ方式などがあり、発酵方法によって泡の出方や香りの違いを感じるでしょう。
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