イタリア野菜は彩り豊かで料理を華やかにしてくれます。
日本のスーパーでも手軽に購入できるものから、イタリアンレストランでしか味わえないものまでさまざまです。
今回は、イタリア野菜の特徴や種類についてご紹介します。
イタリア野菜の特徴
イタリア料理は野菜をたっぷりと使うのが特徴で、サラダや煮込み料理に積極的に使われています。
このようなイタリアンに欠かせないイタリア野菜は、日差しが強く降雨量が少ないという気候条件により、香りが強く、甘みや苦みをしっかりと感じられるものが多いという特徴があります。
イタリア野菜の種類
イタリアントマト
イタリアントマトは日本のトマトに比べて果肉が厚くて種が少なく、加熱調理に向いています。
形も細長いのが特徴で、エミリア・ロマーナ州、プーリア州、カンパニア州などを中心に生産されています。
パレルモ(イタリアンパプリカ)
パレルモ(イタリアンパプリカ)は、長さが20cmほどある唐辛子のような形をしたパプリカです。
甘味があり、生のままサラダで食べたり、グリルや肉詰めにすることもあります。
プンタレッラ
プンタレッラはローマ地方で親しまれているチコリの一種です。
花茎を細く切り、アンチョビのドレッシングで和えたサラダで食べるのが一般的です。
ズッキーニ
日本のスーパーでもおなじみのズッキーニはラタトゥイユやフリットなどにして親しまれています。
ビエトラ(スイスチャード)
ビエトラは日本ではスイスチャードという名前で知られており、茎が赤や黄色、オレンジなどカラフルでおしゃれな野菜で、家庭菜園を中心に人気があります。
イタリアではサラダやソテーにして食べます。
ルッコラ
ルッコラは日本でも人気のあるイタリア野菜です。
香ばしい香りとピリッとした辛味が特徴のハーブで、イタリアンではサラダのほかピザやパスタに生の状態でトッピングして食べます。
βカロテンやビタミンが豊富で、ローマ時代から健康に良いと重宝されてきた野菜です。
ロメインレタス
ロメインレタスはメキシコ発祥のシーザーサラダでおなじみの野菜ですが、ギリシャ原産の野菜でローマを経由して西洋各地に伝わったと考えられています。
イタリアでは炒め物やスープなどでも良く使われています。
イタリア野菜にはさまざまな種類がある
イタリア野菜はご紹介した以外にも多くの種類があり、日本の野菜とは違った個性と魅力があります。
最近ではスーパーでもイタリア野菜を見かける機会も増えましたが、まだまだイタリアンレストランでしか見られない野菜も存在します。
いつものお料理にイタリア野菜をプラスして、本格イタリアンを楽しんでみてはいかがでしょうか。