日本人にも人気のイタリア料理。
イタリアンレストランでは多くの料理を少しずつ楽しむため、シェアをしたいと考えている方も多くいます。
では、イタリアンでは料理のシェアは可能なのでしょうか。
今回は、イタリアンレストランのシェアのテーブルマナーについてご紹介します。
イタリアンのシェア自体はマナー違反ではない
イタリア料理ではシェア自体はテーブルマナー違反ではありません。
ただし、イタリア人は基本的にシェアをしませんし、リストランテのような高級レストランではシェアをせずそれぞれ自分の料理をオーダーします。
一方で、カジュアルなレストランやトラットリア、ピッツェリアではシェアが可能です。
前菜の盛り合わせや、フィレンツェ名物のTボーンステーキは大きな骨付きの肉の塊を数人で分けて食べることが前提となっているなどシェアする料理もあります。
また、イタリアでは基本的にパスタのシェアはせず、各々がパスタをオーダーします。
前菜とパスタはそれぞれが頼み、メイン料理はシェアする、といったスタイルで食事を楽しむこともあります。
イタリアンのシェアのテーブルマナー
イタリアンをシェアしたい場合には次の点に注意しましょう。
シェアをしたい旨一言声をかける
シェアをしたい場合は注文時にその旨を伝えましょう。
伝えておけば小皿を用意してくれたり、現地のレストランでは半分ずつ盛り付けてくれたりサーブしてくれるお店もあります。
同じお皿から少しずつ食べない
イタリアンではシェアは多くの店でOKですが、やってはいけないのが人のお皿から食べることです。
「少しちょうだい」と人のお皿に手を伸ばすのはテーブルマナー違反となります。
また、お皿を交換するのもNGです。
シェアしたい場合はうえでもご紹介したように、シェアしたい旨を伝え、小皿をもらいましょう。
一度に何枚かのピザをお皿に乗せる
ピザはシェアして食べたい料理の1つです。
ピザをシェアして食べるときは、一度に2~3ピースのピザを自分のお皿に乗せるのはマナー違反となります。
1ピースずつ、一度自分のお皿に置いてから食べるようにしましょう。
イタリアンはシェアでも楽しめる
イタリアンのシェアのテーブルマナーについてご紹介しました。
シェアをしたい場合は注文時に一言シェアしたい旨を伝えておきましょう。
日本のイタリアンレストランでは多くのお店で料理をシェアできます。
イタリア現地のレストランではシェアができるお店もあれば断られる場合もありますので、注意が必要です。
シェアをして多彩なイタリア料理をぜひ楽しんでください。