イタリアンのなかでも人気が高いピッツァですが、正式にはどのように食べることがテーブルマナーとして正しいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、イタリアンピッツァの正しい食べ方、テーブルマナーをご紹介します。
ナイフとフォークを使って食べる
ピッツァはカジュアルな料理のイメージがありますが、手で食べるのはごくカジュアルなシーンのみです。
一般的にはナイフとフォークを使って食べます。
1.ピッツァをカットする
日本のイタリアンレストランでは、あらかじめ6等分、8等分にカットされて提供されることが多いですが、イタリアではカットされずに提供されるのが一般的です。
テーブルに出されたらまずはナイフとフォークで放射線状にカットします。
2.自分の皿に取り分ける
シェアする場合は、切ったピッツァをスライドさせるように自分の取り皿に取り分けます。
3.先端から耳まで丸める
カットしたピッツァはナイフで一口大に切って食べるか、さらに細長くカットして、先端から耳までくるくると巻いてロール状にして食べます。
また、1ピースをロール状にしてからナイフで一口大にカットする方法もあります。
4.調味料で味の変化を楽しむ
少し食が進んだらチリオイルなどをかけて味の変化を楽しむこともできます。
ただし、最初からかけるのではなく、少しそのままの味を楽しんでからかけた方が良いでしょう。
手を使って食べる場合
イタリアンではカジュアルな場面ではピッツァを手で食べるのはテーブルマナー違反ではありません。
その場合、カットされたピッツァを手で持ち、具材が落ちないように軽く折り曲げて口に運ぶとこぼさずにうまく食べられます。
手で食べる場合、1ピースが一口では食べられないことがほとんどだと思いますが、食べかけのピースをお皿に置くのはテーブルマナー違反です。
耳を残すのはマナー違反?
ピザの耳を残すことは良くないと思われがちですが、本場イタリアではマナー違反ではなく珍しいことではありません。
日本では耳まで食べる方が良いとする考えが主流ですが、もし耳を残したい場合は皿の端の方にまとめて置く方がスマートです。
ただし、具だけを食べて生地を残すのはマナー違反とされていますので注意が必要です。
ピッツァはビール、ワインとも相性抜群
イタリアンピッツァのテーブルマナーをご紹介しました。
本場イタリアではナイフとフォークで食べることが一般的ですが、日本のイタリアンレストランではナイフとフォークが出てこないこともあるかと思います。
その場合はあまり肩肘張らずに手で気軽に食べるのがおすすめです。
ピッツァはイタリアンビールやイタリアンワインとも相性抜群です。
イタリアンレストランではぜひお酒のお供にピッツァを楽しんでみてください。