イタリアンで欠かせないのがハーブ。
ハーブの香りがイタリア料理をおいしく彩ってくれます。
イタリアンで使われるハーブは日本の家庭でもキッチンプランツとして育てやすい種類が多くあります。
そこで、イタリアンで定番のハーブの種類と育て方をご紹介します。
イタリアンで定番のハーブの種類
バジル
鮮烈な香りのバジルは料理に添えるだけで料理をイタリア風に変身させてくれます。
イタリアではピッツァマルゲリータなどに欠かせないハーブです。
パスタに入れたり、トマトとサラダにしたりと幅広く使うことができます。
ローズマリー
ローズマリーは抗酸化成分が含まれていることから若返りのハーブとも呼ばれています。
料理では鶏肉やジャガイモと相性が良く、料理以外にもハーブティーやお風呂に入れて楽しむことができます。
イタリアンパセリ
イタリアンパセリは料理にかけると彩りが美しくなります。
日本で出回っているパセリよりも柔らかく、香りも穏やかで食べやすいのが特徴です。
オレガノ
オレガノは肉料理にピッタリのハーブです。
風邪や消化不良に効果があるとされ、古代ギリシャ時代から愛用されてきたハーブです。
ピザに振りかけて風味を楽しむこともできます。
ミント
爽やかな香りが人気のミントは品種が非常に多いハーブで、スペアミントやペパーミントを始めとしたさまざまな種類があります。
ミントティーやデザートのトッピングでよく使われます。
イタリアンでよく使うハーブの育て方
バジル
バジルは日当たりが良い場所であればカンタンに育ちます。
苗であれば水はけのよい土に植えて日当たりの良い場所に植えておけば1カ月程度で収穫できます。
春夏の時期はどんどん葉っぱが出てきますのでたくさん収穫することができます。
ローズマリー
ローズマリーは耐寒性があり寒さに強い常緑樹ですので、庭の低木として育てるのもおすすめです。
水はけのよい場所であればどこでも丈夫に育ちます。
大胆に剪定しても後から芽が生えてきますので、どんどん収穫できます。
イタリアンパセリ
イタリアンパセリは育てるのが非常に簡単で、土壌を選ばず、日当たりさえ確保すれば室内でも育ちます。
1鉢育てておいて、欲しいときに収穫して使えるので便利ですよ。
オレガノ
オレガノは乾燥した地域でも育ちますが、逆に高温多湿が苦手です。
水はけのよい土に植え、日当たりの良い場所で乾かし気味に管理すればよく育ちます。
収穫して乾燥させて使うのもおすすめです。
ミント
ミントは日陰でもどこでも育つ丈夫なハーブです。
初心者さんでもカンタンに育てられますが、増えすぎて困ってしまうということが起こりやすい植物です。
地面に植えると収拾がつかなくなりますので、鉢植えにして、地面に種が飛ばないようにしましょう。
ハーブを栽培して家庭でも本格イタリアンを楽しんでみては
イタリア料理にハーブは欠かせませんが、イタリアンで使うハーブはどの種類も育てやすく、環境さえ整っていれば放置していても簡単に育ちます。
自宅で育てる楽しみを得ながらいつでも収穫できるハーブを栽培してみてはいかがでしょうか。